あれ、ちょっと元気がない?
何かあったの?
・・・・え?
うんうん・・・・
そうかぁ・・・・
人間関係って一番悩むよね・・・・
仕事にも支障が出るし・・・・
というわけで、どうすれば良いのか考えてみましょう!
どうすれば人間関係の悩みは解決するか?
どんな仕事でも、どんな職場でも、人間関係の悩みは必ずありますよね。
ましてや、毎日顔を突き合わせる職場なら問題は山積みです。
もちろん介護の職場で働く人でも、職場の人間関係は辞める理由のひとつになるほど大きなものです。
「あの人たちと接するのはもう疲れた・・・」なんて、職員同士のいがみ合いが発展すれば仕事に対してのやる気までなくなってしまう。
・・・でも、悩んでいるだけじゃ前に進めない!
どうして人間関係で悩んでしまうの?
そもそも、どうして職場での人間関係って大変なんでしょうか。
- 同僚に自分勝手な人がいる
- 言葉のキツい上司が苦手
- セクハラ発言が辛い
仕事をしているときは大丈夫だけど、当事者に顔を合わせるとついつい逃げたくなってしまいます。
そういうときは逃げたっていい、・・・でも逃げる前にちょっとだけ立ち向かってみませんか?
まずは相談する
まずは上司など、権力を持った人に相談してみましょう。
※もし原因が上司なら、そりゃ相談しにくいので素直に諦めましょう。
わりと忘れがちなんですけど、上司に相談するだけで解決することってけっこうあるんですよね。
もし被害者が多いのなら、みんなで共同の嘆願書を作って提出してみてもいいかもしれません。
あてにならないような気もしますけど、やらないよりはやったほうがマシです。
部署変更のお願い
大きい施設や事業所などに限られますが、配置転換をお願いしてみるのも有効です。
もしかしたら職種まで変わってしまう可能性がありますけど、そうなったらそうなった時で考えましょう。
最後の手段的な方法ですね!
ホットラインで相談もできる
自分の痛みは、他人には分かってもらいにくいものですよね。
「甘えるな!」「どこの職場でも同じだ!」なんて言われても、しんどい思いをしているのはあなた自身。
このまま我慢が続けば体調を崩すことだってあります。
そうなる前に
「介護ホットライン」をご存知ですか?
年に一回だけの開催ですが、介護職で働く人の困ったことや悩みなどを電話で相談できます。
あなたの辛さや介護職特有の悩みなどを、専門の人に聞いてもらえるのでかなり良いみたいですよ。
また厚生労働省も「こころの耳」というポータルサイトで電話やメールでの相談を受け付けています。
産業カウンセラー協会による電話相談や、職場のいじめ、労働条件などの悩みを話すことができるので、これ以上無理!となる前にぜひ利用してください。
参考:新人介護士がかならず直面する悩みへの具体的なアドバイス
他の職種ならもっと楽?
介護職よりも他の仕事が魅力的に見えることってありますもんね。
で、隣の芝生は青く見えるけれど、本当にそうなのでしょうか?
実際、
- 介護から逃げ出して工場で働いてた人が、あっという間に介護に戻ってきた
- プログラマーから介護に来た人が「天国だ」と言っていた
- ノルマのきつい営業が前職だった人が、介護に来てから笑顔が増えた
という話が身近でありました。
人間関係のストレスは無くなるかも知れませんけど、他の仕事には他の仕事ならではの、別の悩みがあるようですね。
むやみやたらに転職はオススメしませんけど、どうしても転職しなければいけないのなら止めません。どうせ介護は人手不足なのでいつでも帰ってこれますから。
参考:介護職からの転職先にはどのようなものが有るのでしょうか?
介護⇒介護の転職でも考えてみる?
今の介護業界は深刻な人手不足、ほかにも働く人を求めている施設や事業所はたくさんあります。
他の職種への転職ももちろんあると思いますが、せっかく希望を持って働き始めた介護のお仕事です。
ここで諦めてしまうのはもったいない!
同じ介護職で転職を考えるなら、
- 小さな事業所よりも大きな事業所
- 歴史の長い事業所
- 医療法人か社会福祉法人などの大手が運営する事業所
この辺を一つの基準にしてみると、転職成功に一歩近づけます。
参考:お仕事選びで悩んだら介護求人最大手のカイゴジョブで決まり
小さな事業所よりも大きな事業所
寄らば大樹の陰という意味なので「小さな事業所がいけない」ということではありません。
少数精鋭で頑張っている会社はたくさんあります。
だけど少ない職員で仕事を回していると、どうしても一人ひとりに任される仕事の量が増えてくるのが実情なんです。
満足な指導をしてもらえなかったり、経験不足のまま大きな仕事を任されたりと、未経験者や介護の初心者が転職して働く場所としては向いていないんじゃないかなって。
たとえば開業したばかりの規模の小さな事業所だと、職員のためのマニュアルすら用意できていないこともありますから。
大きな事業所で職員にも余裕があれば、新人として転職してきたあなたをしっかり教育してもらえる可能性が高いですね。
歴史の長い事業所
歴史の長い事業所、というのは、それだけ経営が安定しているということですからね。
働いている人たちもそれなりのキャリアになっている人が多いのですよ。
となると「お局さまがいるんじゃ・・・」って思っちゃいますけど、やはり圧倒的な経験を積んでいる人の存在は心強いです。
なにより経営が安定しているというのは、利用者さんの数が多く、職員の待遇もしっかりしているということでしょうし。
新しい職場に移ることを考えたなら、事業所の歴史は調べておきましょう!
大手が運営する事業所
医療法人や社会福祉法人などの大手が運営する事業所は、まず経営が超安定していることがメリットになります。
ネームバリューがあれば利用者さんもたくさん来るし、介護以外にも複数の業態を経営していることが多いので、それだけ収入も期待できます。
赤字でヒーヒー言っている小さな事業所と比べると、持っているお金が雲泥の差です。
大手の場合は、ひとつの事業所だけではなく他の施設への異動などもあるそうです。スキルを磨くチャンスですよ!
また、補助金などを国から受けやすいこともあり、最近では介護ロボットのレンタルなどを積極的に行っている会社もあります。
規模が大きいだけではなく、待遇やこれからの環境面でも安心できるので、安定を望むのなら大手が最高だと思うわけです。
まとめ
ひとりで抱え込んでいても、何か強烈な出来事がない限りはドンドンと悪化していくのが職場の人間関係です。
- まずは誰かに相談してみる
- 転職を考える
状況を変える方法はいくつかありますが、何より優先したいのは、
「これ以上悩まないためにはどうすれば良いか?」
に尽きます。
無理をしすぎて体を壊したりしないように、自分を大切にしてください。