※ 当サイトは広告を利用しています

介護士を辞めたい?

介護士以外の福祉関係の資格ってどんなものがあるのでしょうか?

介護の資格といえば、「介護福祉士」「ケアマネージャー」などが有名ですが、実はそれ以外にもたくさんあるんですよ。

意外と知られていないものもありますが、どれも介護の世界には欠かせない資格です。

今回は、少しですがご紹介したいと思います。

 

実はこんなものまであるんです!介護の資格

高齢者と話す介護士のイラスト

例えば、

「認知症について勉強しているんだけど、資格でアピールできないかな?」

など、自分の関心の高い部分を介護の世界で活かせたら、最高ですよね。

探してみると、あなたの興味を引くものが見つかるかもしれません。

 

 介護の仕事をもっと深めたい

社会福祉士

社会福祉士は、いわゆる「ソーシャルワーカー」と呼ばれる社会福祉専門職の国家資格です。

年齢や性別、障害の有無などに関わらず、さまざまなハンディキャップのある人から相談を受け、助言や指導を行うことが主な仕事になります。

取得には、「福祉系の4年制大学で所定の課程を修了する」「一般の4年制大学を卒業し、一般養成施設に1年以上通学する」など、一定の条件があります。

介護だけはなく医療機関や教育施設でも働くことができ、高いお給料が約束されている人気の資格です。

 

福祉住環境コーディネーター

福祉住環境コーディネーターは、高齢者がより住みやすい環境づくりを提案するのが仕事です。

建築だけでなく、医療や介護、福祉に関する高度な知識を持ち、ほかの分野の専門家と連携しながらクライアントの特性に合う住環境を提案・実現することが目的となります。

介護の仕事だけでなく、住宅の営業、また自宅の新築やリフォームをする際にも役に立ちます。

1級を取得すると、施設や事業所の環境も知識として身に付けることができるため、アドバイザーとしても歓迎される資格です。

 

福祉事務管理技能検定試験

主に医療秘書として、施設や事業所の受付業務だけではなく、社会保障制度全般の知識を持ち、介護保険制度に欠かせない介護報酬請求事務も行えるようになるなど、事務担当者としての力を問われます。

受験資格は特になく、誰でも受けることができるので、現場はキツいけど介護の仕事に携わりたい、事務担当として力を発揮したいという人にオススメの資格です。

介護の知識だけでなく医療ケアに関することも学ぶので、介護施設のほか医療機関でも求められる人材となります。

 

専門分野をアピールしたい

認知症ケア専門士

認知症ケアに対する高度な知識と技能、倫理観を備えた専門士を養成し、認知症ケア技術の向上ならびに保健・福祉に貢献することを目的として設立されたものです。

受験するには認知症ケアで3年以上の実務経験が必要となります。

近年は認知症専門の施設も多く誕生しており、専門の知識を持ったチームリーダー、また地域での活動を支えるアドバイザーとしての活躍が期待されます。

 

福祉レクリエーション・ワーカー

高齢者や障害者の介護の目標に合わせて、レクリエーションを計画、実施、評価するのが仕事です。

一人ひとりに合ったプランを作成し、レクリエーションを通して利用者のやる気やいきがいを引き出すお仕事なので、じっくりコミュニケーションを取りたい人に向いています。

単体で持つより、介護職員初任者研修や介護福祉士などと併せて取得する方が、活躍の場が増えるのでオススメです。

介護予防や子育て支援のボランティアをする人なども多く取得していますが、介護の現場だけでなく、障害者施設や教育施設でも活かせる資格です。

 

福祉用具専門相談員

福祉用具専門相談員は、介護用のベッドや車いす、入浴用のリフトなど、機械の選び方から使い方まで熟知している専門職です。

介護の現場で活用できる資格ではなく、介護保険の適用がある指定福祉用具の貸し出しや販売をメインに行う事業所での勤務になり、仕事内容もルート営業を中心とした売り込みや商品の相談が主なものになります。

在宅での介護が進む中、福祉用品のレンタル事業は今後伸びていく可能性が高く、取得すれば独立することもできるので、近年人気の出てきた資格です。

また指定福祉用具を取り扱う事業所では2名の配置が義務付けられているので、取得後に介護の現場から転職してくる人も多くいます。

 

介助の仕事を深めたい

ガイドヘルパー(移動介護従事者)

ガイドヘルパーは、高齢者や障害を持つ人が外出する際の歩行や車いすの介助、代筆を行ったり代わりに読み上げたりなどコミュニケーションの介助、衣服の着脱を手伝うなど、主に移動する時の動きを助けることが主な仕事です。

在宅介護や訪問介護だけでなく、老人ホームや障害者施設など、幅広い施設や事業所で求められる人材です。

介護職員初任者研修などと併せて取得しておけば、より活躍する場が広がるでしょう。

 

介護予防運動指導員

高齢者が、介護の手を必要とすることなく自立した生活が送れるように、主に体のケアを中心とした支援を行うのが介護予防運動指導員です。

筋力の維持や向上を目的とした介護予防プログラムの提案と実施、また医療や福祉などほかの専門機関との連携も行います。

 介護予防運動指導員は元となる資格があって活用するものなので、介護福祉士なら普段の仕事の中でリハビリを行う際にアドバイスが出来たり、作業療法士なら高齢者の運動についてより実践的なプログラムが組めるなど、現場で役に立つ資格といえます。

 

美容と健康を支えたい

福祉美容師

福祉美容師は、外出が困難な高齢者や障害者のために、自宅や事業所などを訪問してシャンプーやカットなど美容業を行うものです。

資格の取得には、まず認定福祉美容介護師であることが必要で、一定の介護の知識が必要となってきます。

高齢者が増えた現在は、多くの施設や事業所で福祉美容師の存在が必要とされています。また外出できない高齢者にとっても、訪問してもらえる福祉美容師は重宝されるものです。

 

介護食士

介護食士は、介護に携わる人たちの調理技術を向上させる目的で設けられたものです。

介護を受ける側にとっても、食事は生きていくために欠かせないものですが、一人ひとりに合わせてより適切な食事を考え、作ることが介護食士の仕事になります。

より本格的に介護食を学びたい人から、家庭での食事を工夫したい人まで、高齢者が増えている現在人気の出てきた資格といえます。

 

まとめ

介助利用者以外のご飯を作るのは介護保険対象外のサービスになります

いかがでしたか?

介護と言っても、サービス系から飲食系まで、割と細かくありますよね。

介護の資格は現場で活用できるものが多く、ほかの資格を持っていて、補足したり強化したりする目的で取る人も多いのが現状です。

国の施策もあり、これからは資格を持っている人は介護業界では確実に重宝される存在になります。

自分の興味に合わせて、挑戦してみるのも良いですね。

-介護士を辞めたい?